2014年1月28日火曜日

少し春

天気は良いのに、どうにも痛くて動けずにいた午前中。
気圧予報アプリ【頭痛〜る 気圧予報】を見てみたら、低気圧接近中であった。

この痛みを乗り切ろうと、頓服用に処方されたトラマールという薬を飲んでみたが、キビシイ痛みで疲れてしまい、ぐったりして動けない。いっそ布団に戻って眠ることにした。

3時間以上も眠った午後に起きると、痛みは去り、体調はやっと復活した。
どうやら、線維筋痛症の痛みには眠ることがいちばんのような気がしている。

この時季の冷え込みは、よい眠りを妨げる。
布団の下の床下からじわじわ伝わってくる冷気が強く、いつもの湯たんぽ3つでは足りなくなってきた。数日前から布団の中に座布団大のホットカーペットを追加している。なんとも重装備だ。





夕方、両親の家へ出かけて、庭をうろうろしていると、福寿草が咲きそうになっているのを見つけた。

寒さでコタツに篭りがちな義母に知らせ、一緒に見て喜んだ。
草花を好きな義母は福寿草の姿を見つけたことがとても嬉しかったようで、その後はよーく笑っていた。

2014年1月23日木曜日

母のお風呂

今年に入ってから母(義母)がお風呂に入っていないことを知った。
面倒で入る気になれないのだという。

今日は両親の家にお姉ちゃん(義姉)と姪っ子が来る日なので、みんなでお風呂に入れることにした。
「垢で死ぬことはないよ」などと言い入浴を嫌がっていた母だが、しだいに「そうかい?」「それじゃあ入るか」と体を動かしてくれた。
冬なのでタケノコのように衣類を着込んで丸々としている母が、たくさんの衣類を脱ぎ去り、やせっぽっちになる。身軽になって湯船に浮かぶ母は、気持ちよさそうにニコニコ笑い、子供のようにとても可愛らしかった。
昔話をたくさんしてくれた。母の若い頃の話は戦争中の苦々しい話なのだけれど。

お風呂上がりは快適そうで、本当によかった。

姪っ子は看護師なので、入浴の補助の経験は多くあり、心強いし参考になった。


お風呂に入ってもらうポイントは、
 〈風呂上がりに着替える衣類を前もって揃えておくこと〉
だということを知った。


また、
 ・浴槽が深すぎること
 ・手すりが数カ所に必要なこと
 ・大きな風呂イスが必要なこと
などの課題があらわれた。


2014年1月22日水曜日

みつけた


1月20日の大寒を過ぎた頃から少し春に向かっているような光と空気を感じる。

年が明けてから寒い日が続き、痛みがひどかった。毎日毎日痛みが続いて疲れた。
楽になりたいな−、と痛切に感じた。
なにか楽しいことを見つけるんだ。


田んぼの土手に、オオイヌノフグリが咲いているのを見つけていい気分だ。


2014年1月20日月曜日

やったぜ、豚汁!

「上棟式は1月20日」
今月初めにそう決まったのだが、1月に入ってからの私は寝てばかりである。

1月20日は大寒。最も寒い頃だ。
冷え込んで北風が吹きすさぶ屋外で、上棟式をしてその後、職人さんたちと食事をする。
そんなことが私に出来るのだろうか。
あぁ、きっと欠席だ… と諦めたり、いや、寒いなか冷めた仕出し弁当だけでは職人さんたちもさみしかろう、ここは豚汁でも作って温まってもらおう… とひらめいたり。

しかし実際の私は痛くて動けない。
上棟式は楽しみだが、恐れてもいた。布団に伏せながらその日のことを心配する。その日、私の痛みはどうなっているのだろう。


さて前日。
最高気温が4℃という冷える日で、痛みがひどかった。
出かけることはできないので夫に買い物に行ってもらい、豚肉、ゴボウ、里芋、にんじん、大根、ねぎ、こんにゃく、揚げが揃った。
体に8つばかりカイロを貼り、レッグウォーマーを履き、台所へゆく。しまい込んであった大きな鍋を洗い、包丁を研ぎ、ボールやザルを並べ、野菜を洗って、切って、いったん休み。洗って、休み。切って、また休み。その後は勢いよく炒めて、煮た。

そうしてできた、たくさんの豚汁!

当日は群馬ではめずらしい、風の吹かない静かな日であった。
あぁ、よかった。
参加した9人がおかわりもして、鍋は空に。あぁ、本当によかった。

(なますやポテサラも作りたかったな…)

http://a-def.com/genbadayori/2839

2014年1月15日水曜日

漢方薬の変更

漢方薬が当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)に変わる。
痛みに対処というよりも冷えに焦点をしぼり、体質改善をうながす方針だ。



 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)
  当帰(トウキ)、桂皮(ケイヒ)、芍薬(シャクヤク)
  細辛(サイシン)、呉茱萸(ゴシュユ)、生姜(ショウキョウ)
  木通(モクツウ)、大棗(タイソウ)、甘草(カンゾウ)



2014年1月13日月曜日

お風呂

昨年、病院の待合室で同じ線維筋痛症の患者さんとお話しする機会があり、本当にたくさんことを話した中に、お風呂の話題があった。
その方は、シャワーの水圧はもちろんのこと、湯船に入った時に湯が体に触れるのが痛いと言っていた。私もかつてはそんな時期があった。
私は浴室の床が足の裏に触れるのが痛いことがある。だから床の面積の広い温泉が意外にも苦痛なのだ。

お風呂に入るまでも大変だ。
まず着替え、衣服が肌にこすれるのが痛い、服を脱ぎ着する手首や指が痛い。
入って温まれば、痛みもやわらぐのだが、そこまでが苦しいのだ。

そんな入浴を心地よくするのが入浴剤だ。
今のところ、いちばんだといえる入浴剤が、華密恋だ。

やさしいわりに、頼もしく温まる。
我が家には高価なので、数回に一回使っている。ありがたい入浴剤だ。

冬眠なのか

あぁ、今日もまた午後まで眠っていた。
今年に入って13日、そのうち9日は午後まで寝ている。
これは冬眠なのか。

このブログにももっといいことを書きたい。

2014年1月12日日曜日

白菜の芯












 
↑ これは漬け物にするための白菜を4つに割いてから、干している光景だ。

白菜を使う前に半日だけでも日光の元で干すと、味が凝縮されてうんとおいしくなる。
その日に使う枚数だけ剥がして、ザルや新聞にのせて干しておけばよい。
干さずに使っていた頃を悔やむほどの味の違いである。

鍋ものの底で、白菜の芯が残って漂っていることがある。
そんな存在の白菜の芯だけれども、

 1. 白菜の芯だけを繊維に沿った拍子木切りにして、塩でもんでしばらく置いておく。

 2. しんなりした白菜の芯を軽く絞り、ボールに入れ、太白ごま油で和える。
 3. お好みでスライスしたにんにくを少し加えて和える。
 4. 白ごまを擂って軽く和える。(つまりナムルだ)





なんともしっとりとやさしい食感になる。
これだと食べやすいようで、すぐに皿からなくなるのである。

2014年1月11日土曜日

「人模様」

毎日新聞夕刊の「人模様」という欄に掲載されました。
線維筋痛症のことやこのブログのことが記されています。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140111dde041070052000c.html




寝ているしかなかった頃、布団の中で横になりながら、スマートフォンで線維筋痛症のことを調べたり、患者さんのブログの数々を読んでは参考にして、気を休めることができた。それでずいぶん助かった。
そんなことがこのブログを始めるきっかけだった。

スマートフォンの小さい画面に広告が出るのがうるさいので、広告のないこの 〈blogger〉 を選んだのだった。

2014年1月10日金曜日

トラムセット

今日は痛みがあまりにもひどいので、トラムセットという薬を飲んだ。
昨年の今頃「痛みがひどいときにはこれを飲みなさい」と処方されていた薬だ。
体内でモルヒネ同様の作用をするという痛み止めで、胃痛、吐き気、便秘… などの副作用が強いと知り、飲むのを躊躇していた。

ところが、今日の痛みはこれまでにない痛みだった。
なのでエイヤッと飲んでみることにした。
飲んでしばらくは、体が重くけだるくなり、しばらく横たわるしかなかった。
吐き気もした。
その後の数時間は、痛みは残るものの、少し行動することができた。
このように文字を打ったり、夕食を作ったり、食べることができた。

そした、薬を飲んで9時間後におかしな感覚がやってきた。
体がゾワーっとしてとても冷たく感じる。シャープな痛さがジワジワと戻ってくる。
指先がゾクゾクするように痛い。
これは薬が切れる瞬間なのだろう。とても嫌な感覚だな。
これを避けるためには、もう1錠飲むのだろう。
その繰り返しはせつないなぁ。

トラムセットを毎日何錠かずっと飲み続けて、それでも痛みがある人もたくさんいるのだ。
なんて酷な病気なのだろう。

2014年1月9日木曜日

布団の中で

今日もまた、一日を寝て過ごした。
外では音を鳴らして強い風が吹きまくっている。
昼頃に訪れた痛みは強烈だった。あんな痛みは久しぶりで、我慢しきれずに取り乱してしまった。

家事のほとんどを夫にまかせている。彼の肉体的精神的負担はいかばかりかと思う。布団の中で。

こうしてパソコンのキーボードを打つことがやっとできることで、掃除もできない、物を持ち運ぶこともできない。
これでは畑仕事もできないだろうし、キャンバス張りなんてできないだろう…
今度の土曜日のどんど焼きにも出かけられないのだろうか…
あれやこれやできないことを思い浮かべて、絶望する。布団の中で。
だめだなぁ、1月は。

2014年1月8日水曜日

気圧予報アプリ

今日は起床後しばらくして体の動きが鈍くなり、こわばりを感じ、痛みがやって来て、その痛みがモーレツになり、横たわり、そのまま眠ってしまい…
起きたのが夕方の6時過ぎだった。
よく眠ったものだ。

天気は下り坂。これから雨が降る。
ああやっぱり… 天候には逆らえない。

できることなら、天候と仲良くなりたい。


こんなアプリがあることを知った。
【頭痛〜る 気圧予報】
https://itunes.apple.com/jp/app/tou-tong-ru-qi-ya-yu-bao-jian/id602991338?mt=8


頭痛持ちの人は気圧が下がるのに備えて事前に薬を飲んだりなどして活用しているようだ。
線維筋痛症にも役立つかしら。

2014年1月2日木曜日

新年早々

あけましておめでとうございます。

新年早々寝込んでしまった。
ゴウゴウと大きな音を鳴らして風が吹きまくっている。
このように天候が荒れると、抗いがたい痛みがやって来る。
起き上がることができない。
もうどうしようもない、あきらめる。
ずっと寝ている。

お正月、親戚の集う新年挨拶にも参加できずに残念だった。


行動できれば運が良いと思うよりほかない。
厳しい季節だな。