2013年12月31日火曜日

12月が終わる


















12月が終わる。

動くと動く。
久しぶりに展覧会に出品するという動きがあった今月は、
うれしい再会や新しい出会いがいくつもあった。

12月というのは寒さにやられて寝込んでしまうことが多いので、
私にとってはあるようなないようなオマケの月になっていたけれども、
今年の12月は所々でキラッとうんとよく光る月だった。

みんなありがとう。そして、健康に憧れるなぁ。





2013年12月30日月曜日

わたしの2013年・その4・土いじり

我々の家が建つ敷地の横は、父が畜産を営む牛舎だった。しかし牛を減らし、牛舎は解体され、秋にはドーンと何もない土地が現れた。

これは「畑をやりなさい」ということなのか。

体が治ったら畑をやりたい… とずっと思っていた。だが実際には、線維筋痛症の痛みで思うように動かない体がデンと存在している。
それが心の重荷になっている。

しかしなのか、だからなのか、
「今、始めよう。土に触れていれば良くなるのではないか」と思ったのだ。

鍼灸の先生によると東洋医学では、土に触れることにより邪気を払い、土からエネルギーをもらうことがあるという。


「土いじりで線維筋痛症が治っちゃったりして…」なんていう気持ちで始めてみよう。

9月の終わりにそう思いたった直後、親戚の指導と助けがあり、少し種まきをすることができた。
晩秋からちょこちょこっと収穫している。
畑で採れたての野菜には活力があり、おいしい! と再認識している。

ということで、畑、どうせなら「自然農法を」と思い、情報収集と学びのさなか。
そんな近ごろである。

2013年12月29日日曜日

わたしの2013年・その3・ヨガ


ヨガをする時間が減ってしまった。

1月に家を建てることを決めてから、住宅について調べたり検討したりということに時間を割いている。
ついついヨガをする時間を削ってしまう。

去年は毎日続けていたのに、今年は週に3日2日といった減り具合だ。
数日ぶりにヨガをすると、体が硬くなっているのがよくわかる。
線維筋痛症の治りが今ひとつなのも、ヨガを怠っているからかもしれない。

ヨガをすると、「ホントーに、心身とも気持ちよくなる!」と感じるし、わかっているのに、つい、怠ってしまうのだ。
ヨガをする時間を作ること、その時間を保つこと。それこそがヨガなのだろうな、と思いつつ…

今年の反省ごとである。

2013年12月28日土曜日

わたしの2013年・その2・家

今年の1月、家を建てることについて夫と話し合い始めた。
ここへ越して12年のあいだ、家については何度か話題にしてきたが、保留になっていた。
しかし今回は具体的な話し合いになった。
  今の借家は狭くて寒く、もう限界だ。
  両親が年をとったので、なるべく早くそばで暮らしたい。

そして、両親の家の隣に我々の家を建てることを決めたのだ。

そうと決まってからは、あぁ、家を建てようと思ったら、知りたいことや調べる事柄がなんとたくさんあるのだろうと思い知るのだった。
そして、限られた条件の中でどのように暮らすかを思い描き、考えつくす。
そんな作業に時間を費やしている。

痛みで頭がもうろうとしている中での作業。
体が治っていないこんな状態で取りかかったことを、はたしてよかったのかと思うこともある。もっとスッキリした頭と体で取り組みたかったと。
それでも、夢中になれる時間があるというのは喜ばしいことだ。ほんの一瞬、痛みを忘れて集中している時もある。


工務店との打ち合わせは、月に1~2回ある。
設計士さんの提案を聞き、我々の要望を伝える。話し合う。解決策を見つける。
双方で話し合いをしてゆく、だからこその名案が生まれることがある。
真摯に集中する時間だ。
約2時間の打ち合わせが終わると、どーっと心地よい疲れが訪れる。


とても楽しい。

そういえば、私は幼い頃から建築家に憧れていたなぁ。
そんなことを思い出している。

この作業は2014年の4月まで続く。

2013年12月27日金曜日

わたしの2013年・その1・線維筋痛症


今年をふり返る。
まずは線維筋痛症のこと。

・リリカの量は、去年末の325mg/1日から、225mg/1日に減った。
・7月から漢方薬を飲み始めた。
 痛みはまだあるものの、漢方薬を飲むようになってから気持ちが明るくなった気がする。
・11月には睡眠導入剤を飲まずに眠れるようになった。

そして全体的には、
「痛くて眠れない」から「痛いから寝てしまう」に変わった。
痛みがひどい時にはホットカーペットに背中をつけて、ヨガでいう屍のポーズで横になる。湯たんぽをお腹の上や肩に添える。そうしていると、そのまま1 〜2時間、多いときには5時間くらい眠ってしまう。
それだけ眠ると、しばらくは痛みが去り、スッキリしている。夕方からちょいと動くことができる。
「あちゃー、またこんなに眠ってしまった!」と思うのだが、痛くて眠ることが出来なかった頃のことを思えば、進歩なのだと思う。


しかし、夕方以降に痛みが少ないと、油断してリリカを飲み忘れることがある。
すると夜に体がこわばり、ひどい痛みがやってくる。
リリカを止めるのはまだ先のことになりそうだ。


2013年12月11日水曜日

外へ向かって広がる

作品を描き終えて、乾燥を待ち、ワックスを塗る。
作品にサインを入れ、写真を撮る。
梱包し、荷造りし、発送する。
3年ぶりのそれらの作業は懐かしく、あまりに久しぶりなので新鮮に感じて、わくわくした。

そしてそれらを終えた後、爽快な空気がやってきたのだ。
「外へ向かって放った!」というスカッとするスカスカな空っぽな体感が。それがとてもよかった。



グループ展に出品することをFacebookに投稿すると、友人からの温かいメッセージがいくつも届き、胸が熱くなった。
また、あれよあれよの展開で会うことになった友も。偶然に再会した友も。みんなみんな素敵なのだ。

作品を発送してから、喜びと、パーッと外へ向かって広がる気持ちよさが漂っている。
ずいぶんと久しぶりだ。いいものだ。