2014年3月31日月曜日

種まき


もうすぐ桜の咲きそうな、日射しは暖かいけれども風の冷たい日。

小松菜、からし菜、春菊の種をまいてみた。

そばではずっとネコがウロチョロ。
「おい、そこは種まくところだぜ!」




2014年3月19日水曜日

すき込み

昨日作ったウネの深さ15cmにモミガラ燻炭と堆肥をすき込み、深さ5cmに米ぬかをすき込んだ。

このたび〈マイクワ〉を持つことになった。
クワというものは、なんと使いやすく、素晴らしい道具なのだろうと感心した。
刃先を土に入れ耕し、根を切ったり、すき込むものを混ぜたりする。石を拾い上げる。土を動かす。土の塊があれば、背で叩いてほぐす。裏を使って土を叩いて整える。
クワを使っていると、クワを使うからこその動きが生まれる。そのうちにリズムが生まれる。

すき込み作業は楽しかった。作業してゆくうちにだんだん土と親しくなるような気がする。
とくにクワの縁を使って浅い場所に米ぬかをすき込む作業には快感が生じた。土を助けている感じと何かを作って仕上げている感じの混合とでもいうのだろうか。たまらない魅力だ。


土仕事をしている最中もだが、仕事を終えた後も、ずっと体が軽やかで気持ちが明るい。一日の終わりまで快適でごきげんだった。ほんとうに不思議だ。


2014年3月18日火曜日

ウネ作り

昨秋から石拾いを続けていた牛小屋跡地。
いよいよ、今日〈ウネ作り〉を始めた。
ロープを張り、ウネを作る位置を決める。
スコップで土に切り込みを入れ、通路になる場所の土を掘り起こし、ウネにする場所に土をどんどん盛ってゆく。

前日にちょっと腰をぎっくりやった後なので、体の動きがぎこちなく、ヘロヘロだった。
風も強く、被っていた麦わら帽子が何度も飛んでいった。
初めは硬い土とまだまだ潜んでいる石とスコップに振り回されている状態だったけれど、一日の作業が終わる頃には、体に気持ちよさがやってきた。

夕方には、耳元で蚊が唸っていた。もう蚊か。
いよいよ季節が、春や夏に向かって変わってゆくのだな。


2014年3月12日水曜日

トラマール その後

飲むと楽になり午後から活動できるので、2月半ばからトラマールをほぼ毎日飲んでいたが、
医師に「毎日のように飲んだらだめだ」と注意された。
「あくまでも頓服」
「痛みがひどい時だけ飲みなさい」
「麻薬みたいなものだから気をつけなさい」と。

毎日痛みがひどいから飲んでいたのだけれど。だめだったのか。
トラマールのおかげで少しは活動できた、あの状態を保てないのか… と落胆している。



2014年3月6日木曜日

土と鳥とわたし

畑に積もった2月の大雪は、しばらく溶けずに残っていた。
その間、畑の石拾いをできずにいたが、今日ようやく再開した。

まだ土は湿っていて重い。
フォークを土に入れて耕すと体にひびき、コタエル。
風も冷たく強い。劣勢だ。
しかし、土に触れる作業は気持ちよく、線維筋痛症の痛みを忘れる。

午後の3時頃、畑から少し離れた場所に座って休憩していると、私が耕したあとの土の上を、鳥がつついて歩いてた。
なんだか、とても嬉しいと感じた。
体の芯から足元から、じゅわじゅわーっと昇ってくるような気持ちよさだった。
土とつながり、鳥とつながり、大地の循環の一部になっているように感じたのだ。



2014年3月1日土曜日

春のはじまり

3月1日。晴れの日が続いて乾燥した日々に、久々のおしめりの雨が降る。
…そんな日は、ものすごく痛い。あんなに効果のあったトラマールも効かない。
ぶっ倒れるように寝る。

雨が降って、晴れてからっ風が吹いて、また雨が降って、晴れて風が吹いて…
それが春である。
暖かくなるのはうれしいけれど、雨と風に翻弄される、線維筋痛症にとっては厳しい季節がやってくるのだ。