2015年12月8日火曜日

よくぞごぶじで!



畑から刈り取り、束ねて干していた豆の枝。

干してから何週間か経ってしまい、触れるとカラカラと軽やかな乾いた音を出すようになっている。
その音は、豆を取り出してよいよという音だ。





布の上に並べ、棒で叩くとサヤから豆が飛び出す。
または手で開く。パカッと音がする。


実の入っていないサヤもあるし、たいていは虫にやられていて「ウギャー」というありさまだ。








しかし時には虫にも食われず変形もしていない、きれいな豆がサヤから飛び出してくる。


そんな時には「よくぞごぶじで!」と声が出てしまう。







2015年12月7日月曜日

わたしの今年のかたち 展

年末のグループ展に出品しています。

2015 わたしの今年のかたち 展

 12/29(火)まで
 日曜、祝日休み
 14:00〜24:00

 Gallery Bar Kajima(カジマ)
 中央区銀座7-2-20 山城ビル2階
 03-3574-8720

 http://gbkajima.jimdo.com/お店紹介/



制作は大変だった。
秋だというのに予想外に痛く、動けない時間が多かった。そして手は使うと痛くなる。
日常で制作していないから、制作に馴染めない。お恥ずかしい。
ただ今回、描きかけのパネルに水を流しながらタワシでゴシゴシ洗ったことがあったのだが、「あ、この感じはいいなぁ」と感じた。
そういう扱いをできるものがいいな。
と、その手応えとまではいかないが感触が、次に繋がってゆきそうな気がする。


2015年12月2日水曜日

ゆるゆるネコ体操

こんな本を見つけた。
さっそく体操していると、案の定ネコが近づいて来て、邪魔をする。

ネコのしぐさから学んだ、寝そべったままの体操が23種類載っている。
それぞれの動きが体のどの筋肉に作用しているかの図解もあり、楽しめそうだ。



そして後日、このような動画をみつける。
https://www.youtube.com/watch?v=qdzFzv-I60U&feature=youtu.be



2015年11月24日火曜日

ビーツ


この夏にビーツをもらい、初めて調理してみた。
土の匂いと赤い色の力に魅了された。

このあたりではビーツを売っていないので、種を取り寄せて、畑に蒔いた。
ビーツの栽培は初めてだが、蒔いた種からちゃんと芽が出て伸びている。

種まきの頃は痛みが厳しく、手が思うように動かせなかったので、雑に蒔いてしまった。
固まって生えてきているので、間引きをする。








間引きした葉を茹でて切り揃え、オリーブオイル、塩、にんにく、レモン汁で和える。
ナムルみたいなものだ。

とても美しく、おいしい。

茹で汁やまな板や指先が赤く染まるのが、まるで元気がほとばしっているように感じて嬉しくなる。








2015年11月16日月曜日

出遅れているこの秋の畑





この秋の種まきが出遅れ気味なのだ。
秋の種まきはだいたい10月まで。
11月半ばに蒔ける種があるのだろうかと調べたら、
えんどう豆とそら豆があった。
なので今日はその種を蒔いた。










種まきが出遅れ気味なのは私の体がちゃんと動かないからなのだが、もうひとつ、夏野菜がまだ生きていて片づけられないからなのである。
夏にあまり実らなかったトマトが今頃こんなに形になっている。数えたら40個以上あった。



この先、赤くなるのだろうか。
そして、トマトがこんなにのんびりしている原因は何なのだろう。










2015年11月8日日曜日

温めネコ






アプリ「頭痛ーる」がこんな数値を示している。
こんな日は、身動きがとれません。


















ネコが体によじ登り、














ハラを温めてくれてます。

2015年11月5日木曜日

紫のかたまり


6月にサツマイモの苗をもらった。
ヒョロヒョロの頼りない苗を、まだ石拾いも耕しもしていない場所に急きょ植えた。
その後は一度きり米ぬかを撒いただけで、ほかの野菜にかまけていて放ったらかしになっていた。
サツマイモを育てるのも掘るのも初めてなのだ。

はびこるツルをどけると紫色のイモが一部姿を現している。
手で掘ってゆくと続々に姿を現わす紫のかたまり。眩しい。


石だらけで耕してもいない地面にもこんなに実るんだ! と、とてもとても感激したのだ。

(この写真のイモは大きくなりすぎだけれど)

2015年10月25日日曜日

木枯らしの頃

長くうろついていた台風の影響に苦しんでいたが、台風が遠ざかると体の痛みが少し楽になった。
そして木枯らしが吹いた。
「冬よウェルカムでござる」
寒さにも負けるかもしれないが、今はこう言っておこう。

この秋は痛みがしぶとくて体が動かなかったので、種蒔きがとてもいいかげんになってしまった。
時季を逃して蒔けなかった種もあるし、蒔いたとしてもとても雑な蒔き方だ。

今日はゴボウを掘った。
根菜を掘った後の土は「土になったなぁ」と思わせる土になっている。
畑二年目の秋だ。




2015年9月28日月曜日

今日も痛い

痛くて横になっていると、いちばん痛い場所に体を寄せて温めてくれるネコ。
今日は腕の付け根に寄ってきた。
なぜ今そこがいちばん痛いとわかるのだろうか。




2015年9月25日金曜日

くりくりくりくり

栗を貰ったので、〈渋皮煮〉を初めて作ってみた。
とても手間がかかるのだ。
何時間もずっと栗と一緒に居たので、栗のことがいとおしくなった。

いちばん時間を費やした
「渋皮を傷つけないように竹串で筋や綿状の皮を丁寧に取る」
という作業は、夢中になりすぎて撮影ができなかった。





こちらを参考にしたが、砂糖を控えて塩を効かせた。
http://www.kyounoryouri.jp/recipe/18892_栗(くり)の渋皮煮.html




皮を剥く















煮る



















できあがり



















2015年9月24日木曜日

枝豆ロシアンルーレット



晩生の枝豆が食べ頃になった。
品種は〈丹波黒大豆〉や〈秘伝〉。

夏に比べて虫は少なくなってきたものの、サヤの中に虫が居ることもあるので、食べる時にはロシアンルーレットな気分だ。

サヤから豆をいったん指に出して、口へ運ぶ。
指にはさんだ豆は見事に大きく美しい。


2015年9月20日日曜日

「それから」の続き

今年はじめの「それから」の続き。

4月に入ってからの雨続きの日々、6月以降の梅雨の日々、7月8月9月の雨降りの日の多さ、台風発生の多さに体は反応し、痛みが増し、ヨガすら出来ないことが多くなった。
また、世の中がどんどん危なっかしくなるのに関しての情報収集(FacebookやTwitterなどで)をする時間が増え、ヨガや昼寝をする時間を生み出せなくなってしまった。
そして、畑の草刈りで忙しかった。暑さで脱水癖がついた。
などなど、今年も春夏初秋の体は不調であった。

夏の畑では草の成長が著しい。
畑仕事に振り回される。
痛いので這いつくばるような姿勢で草を刈り、夢中になり、我を忘れる。
くたくたに疲れても心地はよい。
収穫されたものを洗う。整える。調理する。食べる。疲れて眠る。
パソコンに触れる時間は無くなるのでブログの更新どころではなくなる。

痛みはあいかわらず。
脂汗の出る痛みで、体は疲れる、頭の中はもうろうとしている。
結局そんな日々である。

ヨガをする時間を生み出さなければなぁ、と思う。


2015年9月18日金曜日

9月18日

いてもたってもいられず、来た。

















安保法案、採決直前の国会前。

家から国会前まではバスに乗り電車に乗り、3時間。
体も痛いし実に大変なのだが、家で国会中継を見たり聞いたり、報道に触れたりしていると、いてもたってもいられなくなる。
今ここでできること。
大人数のうちの一粒にでもなれればと思い、体が動く。
その後の数日間、疲労でぐったりだけれど。
私には子どもは居ないけれど、親戚の子ども、友人の子ども… 彼らのことを思うと今ここでこれくらいはしないとな、と思うのだ。


2015年9月8日火曜日

青いトマト


降る降る降る降る。
8月12日以降、雨の降らなかった日は1日だけだ。
畑はぐずぐずになっている。
ズッキーニ、キュウリ、パクチー、バジルは溶けてしまった。
雨降りの合間に掘ったジャガイモは保存中に腐ってしまった。
トマトも病気がち。やっとこさ実った実は長いこと青いままで、太陽が照るのを待っているけれど、いつ〝お日ーさん〟にお目にかかれるのだろう。
迫る台風の強雨に耐えられるか。
赤いトマトを食べたいものだ。




雨降りの合間に畑の作物の枝葉を剪定する。
本当は晴れて乾燥している時にやるのだが、近ごろはそんな時が来ないので仕方ない。

伸びすぎたまたは枯れてきた不要なトマトの枝葉を切るのに、間違って実のついた枝を切ってしまうことがよくある。目の遠近感がおかしいみたいだ。手もよく使えないのか、狙った箇所と違う所を切ってしまう。

そんな熟せなかった残念なトマトも、ピクルスにして復活。
酒飲みでよかったー、という味だ。






2015年8月30日日曜日

8月30日

きたよ、老いも若きもいろんな人がいる。



















国会前デモ。


2015年8月23日日曜日

ぐずついた天候


八月は半ばからぐずついた天候が続いている。
これでは薬も効かず、痛くて寝転がっているほかない時間のなんと多いことか。
横になるとネコがぴたりと体に寄り添ってくる。あたたかい。ありがたい。

よく降る。草はよく茂る。
這いつくばるようになんとか草を刈る。
畝をはみ出して窪みに伸びているズッキーニは腐りがち。湿気でトマトの調子が悪くて気がかりだ。
一方で、仕方なく日陰に植えたナスが思いがけず伸びやかに育ち、万願寺トウガラシは近ごろ調子づいてきた。
そろそろカラッと晴れてほしいなぁ。





2015年8月6日木曜日

ネコと暮らす

14年前に黒い子ネコが両親の住む母屋のわきに捨てられていた。
我々は当時借家住まいだったので、母屋の庭で飼っていた。
母屋に集まるほかの野良猫とは違い避妊手術も施し大事にしていた。
母屋の庭や牛舎や、ご近所や、裏の藪、少し離れた豚舎あたりで過ごしていたようだ。

そのネコが6月に大怪我をして現れた。
病院に連れて行き、7月に手術を受けた。
獣医さんには今後は家の中で飼うようにとアドバイスされた。
心配していたトイレの躾もスムーズにいった。


ネコと暮らすようになった。

もう14歳で人間でいえばおばあちゃんなのだけれど、性格が子供っぽい愛嬌のあるメスのネコ。
この人なつこいネコが、14年間の365日、どこでどんな気持ちで夜を過ごしていたのだろう… と思うと胸がキュンとする。











2015年7月21日火曜日

今年の梅干し

梅喜ぶ。
今年もこの季節がやって来た!

待ってましたとばかりに、漬けておいた梅を干す。





















三日後の7/24。




















そして、7/30には




















今年の梅干しはいい感じだ。


2015年7月18日土曜日

枝豆にカメムシ

枝豆のこれから膨らもうというサヤの上で、たくさんのカメムシたちが交尾をしたり卵を産んだりしている。
生を謳歌しているようで楽しそうなのだが、それを一匹一匹手で捕まえては、水の入ったペットボトルに沈めてゆく。




よく膨らんだ豆を見つけてハサミでサヤを切り取り、
晩酌に召す。なんと旨いことか。

ゴメンよカメムシ!










2015年7月13日月曜日

梅雨の晴れ間

10日あまり降りに降った後の強烈な晴れの日々。連日気温は35℃近くになる。

晴れると体も少し楽になり、洗濯、掃除、畑と働くことたくさんなのだ。
畑はトラブル続きだ。
病気になった苗を抜いたり、草刈りで間違えて作物の苗を刈ってしまったり…
今日はゴボウの葉の裏にびっしりと生息するアブラムシと格闘している。
真っ黒黒、あまりの光景に写真を撮る気になれない。

山椒の木のまわりにアゲハが舞っている。
こないだまでキミドリの幼虫だった奴かな、おめでとう。



2015年7月1日水曜日

ブランデーの梅酒

梅を追加で買ってきた。隣町の箕郷の南高梅だ。
16%の梅干しも漬けてみることにした。


















また、梅酒をブランデーで作ることをすすめられたので、さっそく仕込んでみた。




































2015年6月30日火曜日

ヘルプマーク




ヘルプマーク。
義足や人工関節、内部障害や難病の患者、または妊娠初期の人などの援助や配慮を必要としていることが外見では分からない人々が、周りに配慮を必要なことを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成された、東京都によるマーク。
(Wikipediaより)







私もカバンにつけている。
外から見てわからない病になって思うのは、人それぞれにそれぞれの病や障害、弱いところがあるのだろうなぁと想像すること。
ヘルプマーク=席を譲って、というよりも、気軽に声を掛け合えるとお互いに助かるよね、と思う。

ヘルプマークは都営地下鉄の駅などで受け取ることができます。

しかし、周知されていないようで、声をかけられること、席を譲られることはまだ無い。

そんななか、一度だけ「それは何かのしるしなんでしょ? 席変わりましょうか?」と声をかけられたことがある。しかもその方は80歳くらいのおばあさまだった。
ヘルプマークについてや病気について、降りる駅までお互いに話をしあった。
見知らぬマークに気がつくこと、マークの意味がわからなくても気さくに声をかけることができることがなんとも美しいと思った。


2015年6月28日日曜日

梅干し

去年は20%だったけれど、今年は18%で漬けてみる。
梅雨が明けて、干す日が来るのが楽しみだ。



















2015年6月25日木曜日

びわ種の焼酎漬け



びわの種の皮を剥いている。
手指がうまく動かないので時間がかかっている。

びわの種の中身は緑と黄色のグラデーションなのですね。
美しさに驚いている。

これを35度の焼酎に漬ける。
傷や虫刺されによく効くのだそうだ。
そのうえ、飲むのもおいしく楽しめるとのこと。
素晴らしいではありませんか。





2015年6月16日火曜日

恵みの雨

枝豆、キュウリ、ナス、トマト… 咲き始めた。
やはり梅雨の雨は恵みの雨、水不足で止まっていたように見えた植物が動きだした。
作物の世話と草刈りで一日が終わってしまう。
作物の種類を数えてみたら40種類にもなっていた。アホか私は。





















2015年5月25日月曜日

ヤケドには…

ヤケドをしてしまった。
水や氷で冷やしてもいつまでもヒリヒリと痛かった。
「ヨモギがいいんだっけ?」と夫が言うので、ヨモギを摘んできて、このように患部に貼りつけてみたところ、スーッと気持ちよく落ちついた。
夫いわく「〈カムイ伝〉に教わった」とのこと。
















その後、〈ラベンダー〉や〈ひまし油〉もヤケドによいと知った。


2015年5月24日日曜日

2015年5月14日木曜日

畑にて

トマトやカボチャ、きゅうり、キャベツ、レタスの苗を畑に植え替える昨日今日。
雨が降らずカラカラの地面。群馬では32℃、爽やかな暑さだった。

畑のわきで四つ葉のクローバーをみつけた。
「幸せな世の中になるにはどうすべかね」と、畑でラジオから流れる好戦的な総理大臣の記者会見のニュースを聞きながら、考えてしまった今日だった。
















2015年5月10日日曜日

畑の放射線量

畑を始めてからずっと気になっていた、放射線量を測ってもらった。
汚染されていないようだ。よかった。



















2015年5月3日日曜日

ウリバエ?





ズッキーニの葉の裏に小さな虫がぎっしり。
これがウリバエというのか? にしては小さいか?
ウリバエを放っておくと、葉を食べつくされてしまうそうだ。

ここでまさかの筆の出番。虫を丁寧に払う。








ウリバエよけの行燈仕立て


その後は、ウリバエ避けの囲いを設置。
さらに、ウリバエはネギの匂いが苦手らしいので、料理に使わない青いところをちぎって苗の周りに散らしておいた。
教科書に載っていたとおりの出来事だった。

筆よ、畑が落ち着いたら絵の具仕事に使うからね。

2015年5月1日金曜日

ズッキーニの移植

種からここまで大きくなったズッキーニをいよいよ畑に植える。
「今日からここが住まいだぞ」「根を伸ばせよー」などとブツブツ話しかける。


コンパニオンプランツは枝豆。
そばに種を蒔く。
〈酒の友〉とは、なんとダイレクトな名前でしょう!

今日も暑く、目に汗が流れて沁みた。
あぁ、喉が渇いた。