2014年9月18日木曜日

愚図ついている秋

ごぶさたしています。近況です。
ぐずついた天候が続いたこの夏、連日痛みが厳しく悶絶していた。
線維筋痛症の痛みは気圧の影響を強く受ける。
発症時なみの痛み襲来に、ぶっ倒れているばかりで、いつの間にやら秋になっていた。
何だったのだろう…という夏だった。

そして、また土づくり。
石を拾い、耕し、ウネを作っている。
昨秋から石拾いを始めてウネを作り、増殖しつつ形になってきた私の畑は、秋の種まきが始まっているのだけれど、義父の意向で更地にされることになってしまった。
たいへん苦しみましたが、別の場所で新しくまた始めることに。

というわけで、またクワを振り、チャリチャリと石を掻き出している。
カミュの『シーシュポスの神話』をちょっと思い出す。

















写真の奥が更地にされる私の畑。
痛いなかコツコツと作った畑はいまや愛おしいものになっているので、執着しているんだな。失うとなると胸が痛くなり、背中や胃にも痛みがやってきた。
泣いた覚えはないのに、泣きはらした後ような脱水感。
あぁ、これはまるで失恋時の感触だ。懐かしいけどあまり味わいたくない痛みだなぁ。

今耕しているのは家のすぐ目の前。狭い。たくさん用意した種をどう蒔こうか悩ましい。まずは葉ものから。ちょいと取りに行きたくなるネギも植えるか。

曇り空がお似合いな気分の秋です。