2013年12月28日土曜日

わたしの2013年・その2・家

今年の1月、家を建てることについて夫と話し合い始めた。
ここへ越して12年のあいだ、家については何度か話題にしてきたが、保留になっていた。
しかし今回は具体的な話し合いになった。
  今の借家は狭くて寒く、もう限界だ。
  両親が年をとったので、なるべく早くそばで暮らしたい。

そして、両親の家の隣に我々の家を建てることを決めたのだ。

そうと決まってからは、あぁ、家を建てようと思ったら、知りたいことや調べる事柄がなんとたくさんあるのだろうと思い知るのだった。
そして、限られた条件の中でどのように暮らすかを思い描き、考えつくす。
そんな作業に時間を費やしている。

痛みで頭がもうろうとしている中での作業。
体が治っていないこんな状態で取りかかったことを、はたしてよかったのかと思うこともある。もっとスッキリした頭と体で取り組みたかったと。
それでも、夢中になれる時間があるというのは喜ばしいことだ。ほんの一瞬、痛みを忘れて集中している時もある。


工務店との打ち合わせは、月に1~2回ある。
設計士さんの提案を聞き、我々の要望を伝える。話し合う。解決策を見つける。
双方で話し合いをしてゆく、だからこその名案が生まれることがある。
真摯に集中する時間だ。
約2時間の打ち合わせが終わると、どーっと心地よい疲れが訪れる。


とても楽しい。

そういえば、私は幼い頃から建築家に憧れていたなぁ。
そんなことを思い出している。

この作業は2014年の4月まで続く。

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