2012年12月31日月曜日

一年の終わり


今年いちばんの出来事は、ヨガに出会ったことだ。

きっと痛みになにかしら良いだろうと感じ、続けている。
それだけでなく、思いも及ばない魅力がずっと彼方にありそうで、続けている。
体と心の掃除のようだと感じながら続けている。

夕方から夜にかけての時間帯に40〜50分、教室での先生の教えを思い出しながら体を動かしている。
初夏から夏は、たくさんのカエルの鳴き声を浴びるように聞きながらのヨガだった。用水路に流れる水の音もさかんに聞こえていた。
秋には、たくさんの虫の声が響いていた。
今は冬。外からの音は何も聞こえず、しーんとしている。よく耳を澄ますと隣室の冷蔵庫のモーターの音が聞こえる。


はじめの頃は集中力と気分を高めるためにアロマオイルやお香を焚いてから始めていた。今は何もせずに始めることができるようになった。

しかし、だからといって集中できているかといえば、そうでもない。
晩ごはんの献立のことを考えてしまったり、忘れていた買いものを思い出したり、なにかアイディアが浮かんできたり、ぜんぜんヨガに集中できていないのだ。

「本当に集中することができたらどんなだろう」
「ちゃんとした呼吸を会得できたらすごいのだろうなぁ」
などと思いをはせる。
ヨガのことを知れば知るほど、私はまだ入り口に立っているだけなのだなぁ、と途方にくれる。
それでも、力むことなく、続けるのだ。
来年もまた、続けてゆけますように。



2012年12月30日日曜日

焚き火のありがたさ


年の暮れ。夫の両親の家の大掃除。
かつては養蚕をしていた古くて大きな家なので、掃除すべきところはたくさんあり、とても掃除しきれない。
神棚と仏壇を掃除するのは夫に任せ、私はカーテンを洗い、縁側と台所と風呂とトイレの掃除をする。

今日はこの数年ずっと縁側の片隅にあり、気になりつつも放っておいた古い紙類を処分することができた。
庭にタテ半分に切ったドラム缶があり、そこが焚き火の場所だ。
古い紙類を入れ、火をつける。
マッチ1本から始まる小さな火が、だんだん大きく燃え広がる。
オレンジ色の分量が増える。煙も出る。しだいに温まる。しまいにカッカと熱くなる。
エアコンなどの温まり方とはまるで違う強力な温まり方だ。

ふと、焚き火が出来るなんて幸せだなぁ、と感じた。
焚き火などなかなか出来ない昨今である。

燃やしながら火を見ていると、気持ちがすーっと鎮まる。この感覚を忘れていたけれど、思い出せてよかった。
そして、火で温まることが出来るなんて、とても有り難いことだと感じた。


2012年12月20日木曜日

酵素ジュース



初めて「酵素ジュース」作りを試みる。以下、記録。

11/28、仕込み。
リンゴと梨とユズをサイコロ大に切り、てんさい糖とともにビンに入れる。

翌日から毎日、素手でかき混ぜる。
1〜2週間で発泡し、酵素ジュースとして完成する予定。
が、長いこと何の反応もなく、単なる “リンゴと梨の砂糖漬け” 状態だった。

12/20、うっすらと発泡している。

12/21、手で混ぜると昨日よりも泡立つようになっている。

その後、発泡度は日に日に増し、漬けたリンゴを試しに食べてみると、スポンジのようなフヌケた食感に変わっていた。

12/25、ザルで濾す。
瓶に入れて冷蔵保存。
出来上がった酵素ジュースは、口に含むとチュワチュワと微発泡して面白い。
濾して残ったものは、ミキサーにかけペースト状にして、瓶に入れて冷蔵保存。
数日後、ペースト状は冷蔵庫の中でフタをこじ開けて増加していた。生きているのだ。密閉してはならないのだ。

2012年12月10日月曜日

太白ごま油


11月の終わりに「太白ごま油」というものを初めて買った。
美味しくて驚いた。
よく普及している焙煎ごま油のような香りはない。
やさしい柔らかい甘味がある。
小松菜を炒めてみたら、とてもよく合った。
食事の時に瓶を食卓に置いておき、蒸したキャベツに少したらして食べてみた。これも旨い。
白菜にも合いそうだ。
寒さに似合う味だと感じる。

寒くなってきたなぁ。

2012年12月8日土曜日

こんな日もあるさ

11月下旬からの約2週間、痛みがずいぶん減っていた。
体も動き、庭の枯れ草の片付けや焚き火をしたり、豆を煮たり、縫い物をしたり、酵素ジュースや塩麹を仕込んだり… などと動くことが出来た。
「このまま治っちゃうのかなー」なんて、気分よく浮かれていた。

しかし、昨日は痛みがやってきた。動きも鈍く、歩く速度も遅くなり、よちよち歩きだ。
今朝も起きた瞬間から肩や首、背中、ひざ、ふくらはぎ、足首、足の裏、手首、腕が痛い。
体の内側から攻めてくるようなこわばった痛み、線維筋痛症独特の痛みだ。

この痛さは久しぶりだ。
これと同じ痛さは過去に経験しているけれども、いったん痛みが去っていたので、かえって痛く感じる。
忘れていた、忘れたい痛みの再来にガックリきてしまった。あのまま治ってゆくのかと思っていたが、甘かったな。

実はこの1週間、リリカの服用量を減らしていた。(350mgのところ250mgにしていた)
きちんと服用量を守った方がよいのだろうか…

焦らないようにしよう。