2013年11月10日日曜日

なつかしい制作の空間


9月の終わりの晴天の日、とあるギャラリーから年末のグループ展に参加しないかと電話があった。その日は体調がよかったので、「参加します!」と即答したものの、後日雨降りや台風がやってくるとまるっきり寝込んでしまう日が何日もあった。制作できるのだろうか。軽率に返事してしまったか。

ともかく作業の進行が遅い。

下描きに何日もかかり、そろそろ油絵の具を使いたいので、油絵の具を使うための仕事場所の片付けと掃除を始めたが。
やはり、掃除をすると体がこわばってきて、体がだんだん動かなくなる。
だから掃除には時間がかかる。何時間もかかる。
この部屋はこの3年のあいだ、私が「痛い痛い」と唸りながら寝てばかりいた、いわば病室で、片付けられることもなく、ホコリがうんと溜まっているのだ。


2日にまたがってやっと掃除を済ませると、なつかしい制作の空間が現れた。



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