2014年2月15日土曜日

ふたたび 雪かき


さらに大雪が降った。
前橋では積雪73cmという発表だが、ここ吉岡町はもっと積もっていたはずだ。

まず玄関のドアが雪で開かなかった。
車もすっぽり雪に埋もれて、すべての車が背の高い大きなミニバンのようになっていた。

借家の店子の皆さんと、まずは敷地から道路に出るまでを雪かきした。
道路はまだ雪が積もったそのままで、ふんわりとしてきれいだ。
まだ車は走れないから、あたり一帯が静かだ。

群馬の平野部でこんなに雪が積もることは統計以来だそうで、年寄りも「こんな雪を見るのは初めてだ」と言っていた。




昼に始まった雪かきは夕方になっても終わらない。県道は除雪されているが、ほかの道は除雪車が通るわけもないし、土建屋や農家の重機もまだ出動していない。
そのうち、店子さんの一人が「会社に行ってユンボ取ってくる」と言い、歩いて1時間かかる勤務先へ雪の中を出かけていった。

それから約5時間後、坂の下からユンボが登ってきた。
「県道の信号の所から、かいてきました!」
約500mの距離をかきながら登ってきたのだ。かっこいいではないか!
その音を聞き、ふたたび店子さんたちが表へ出てきて、敷地内をかいてかいてかきまくった。
みんななんて素敵なんだ!
胸が熱くなる。

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