2013年7月25日木曜日

漢方治療


線維筋痛症。この病気が完治する人は1割だそうだ。
私がこの病気から脱することが出来るかどうかはわからないが、まだできることがあると思う。

まず、鍼灸の先生がなるべく飲まない方が良いと言っている西洋の薬を減らし、漢方薬へ移行してゆけたら…と思っている。
しかし、漢方治療を始めるために新たな病院へ行くとなると、時間や治療費の負担が増えるのである。どうしたものか…

そんなことを考えていた数ヶ月の間に、私の線維筋痛症の担当医師が転勤になった。
その医師の新しい勤め先の病院には、内科で漢方治療してくれる医師がいた。
線維筋痛症の医師に相談すると、快く紹介してくれた。
漢方で良くなったという人もいるし、良くならない人もいるらしい。どちらにしろ、線維筋痛症の治療には「これだ」という決定打はないのだ。



さて、漢方薬による治療を始めることになった。

西洋医学は病気を診て、漢方医学は人を診る、という。
漢方の医師は、実際に顔色を診たり、舌の表裏を診たり、脈を診たり、お腹のいくつかの場所を触って診る。ちゃんと私の今の状態を診てもらっている、という安心感と充足感を感じることが出来できた。

また、天候によって痛みが増すという私の状態には、漢方による治療が向いているそうだ。
漢方には「気・血・水」のバランスを整えるという考え方があり、その中の「水毒」を出す薬から処方してゆくという。

桂枝加苓朮附湯(ケイシカリョウジュツブトウ、内容は、
 桂皮 (ケイヒ)、芍薬 (シャクヤク)、茯苓 (ブクリョウ)、
 蒼朮(ソウジュツ)、附子(ブシ)、生姜 (ショウキョウ)、
 大棗(タイソウ)、甘草 (カンゾウ)

お湯に溶かして飲む。
「ゆったりとした気持ちで飲んでください」と先生は言っていた。
経皮(シナモン)と甘草が入っているので、甘くておいしい。

今まで処方されていた西洋医学の薬、リリカ、ノイロトロピン、ブロチゾラムはそのままの量で様子を見ることになった。
しかし、先週あたりから独自にリリカを25mg減らし、一日の総量を225mgにしてみている。


それにしても、病院はエアコンが効きすぎていて冷えるなぁ。



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