2012年12月30日日曜日

焚き火のありがたさ


年の暮れ。夫の両親の家の大掃除。
かつては養蚕をしていた古くて大きな家なので、掃除すべきところはたくさんあり、とても掃除しきれない。
神棚と仏壇を掃除するのは夫に任せ、私はカーテンを洗い、縁側と台所と風呂とトイレの掃除をする。

今日はこの数年ずっと縁側の片隅にあり、気になりつつも放っておいた古い紙類を処分することができた。
庭にタテ半分に切ったドラム缶があり、そこが焚き火の場所だ。
古い紙類を入れ、火をつける。
マッチ1本から始まる小さな火が、だんだん大きく燃え広がる。
オレンジ色の分量が増える。煙も出る。しだいに温まる。しまいにカッカと熱くなる。
エアコンなどの温まり方とはまるで違う強力な温まり方だ。

ふと、焚き火が出来るなんて幸せだなぁ、と感じた。
焚き火などなかなか出来ない昨今である。

燃やしながら火を見ていると、気持ちがすーっと鎮まる。この感覚を忘れていたけれど、思い出せてよかった。
そして、火で温まることが出来るなんて、とても有り難いことだと感じた。


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