2014年3月19日水曜日

すき込み

昨日作ったウネの深さ15cmにモミガラ燻炭と堆肥をすき込み、深さ5cmに米ぬかをすき込んだ。

このたび〈マイクワ〉を持つことになった。
クワというものは、なんと使いやすく、素晴らしい道具なのだろうと感心した。
刃先を土に入れ耕し、根を切ったり、すき込むものを混ぜたりする。石を拾い上げる。土を動かす。土の塊があれば、背で叩いてほぐす。裏を使って土を叩いて整える。
クワを使っていると、クワを使うからこその動きが生まれる。そのうちにリズムが生まれる。

すき込み作業は楽しかった。作業してゆくうちにだんだん土と親しくなるような気がする。
とくにクワの縁を使って浅い場所に米ぬかをすき込む作業には快感が生じた。土を助けている感じと何かを作って仕上げている感じの混合とでもいうのだろうか。たまらない魅力だ。


土仕事をしている最中もだが、仕事を終えた後も、ずっと体が軽やかで気持ちが明るい。一日の終わりまで快適でごきげんだった。ほんとうに不思議だ。


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