2013年9月21日土曜日

石っころ拾い


畜産をしている義父がこの初夏に牛舎を解体し、コンクリートを剥がし、更地にした。畑にしたいそうだが、それは簡単なことではない。義父は80才を超えている。もうそんなに体を動かすことはできないだろう。

畑にするには、まずは石がごろごろしている地面から石を取り除く必要がある。

今日、私は地下足袋を履いてそこへ立ってみた。
かつて、石の混ざった地面を見て、石を取り除くことをただ想像していただけの時にはなんと難儀なことだろうと思ったが、いざ体を動かして作業をしてみると楽しい。
しかし、実際には想像していたよりもずっと石っころは多い。とほほなのである。



それでも、土に触れる時間を持つことはなんとも気持ちのよいものだ。
ただ夢中になって、土とか石になっている時がある。
これは瞑想の時のあの感じだ。自律訓練法のあの時の感じだ。
もしや、線維筋痛症の治療にも有効なのではないかと思い、リハビリのつもりで続けてみようと思った。

写真に写っている農具(フォーク)が杖代わりになって、ずいぶん助かったのだ。


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