2011年3月20日日曜日


我が家から夫の両親の住む家まで、歩くと8分の距離である。
両親の家に、昼食を作りに通っている。
電柱もない一本道の両脇は田んぼと畑が広がっていて、その向こうには赤城山が見え、空が大きく広がっている。

いつもいつも空と土を見ながら歩いていた。
生活と切り離せなくて、いつも当たり前にそこにある、頼もしくて豊かな存在の土。

それが、3月12日以降、すっかり変わってしまった。

土に対してびくびくしてしまう。

乱暴な表現だけど「この土って汚れてしまったの?」と思うようになってしまったのだ。
信頼してたものが、恐ろしいものになってしまう。なんて悲しいことだろう。

土を見て、もう何度も何度もため息をついたことか。


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