我々の家が建つ敷地の横は、父が畜産を営む牛舎だった。しかし牛を減らし、牛舎は解体され、秋にはドーンと何もない土地が現れた。
これは「畑をやりなさい」ということなのか。
体が治ったら畑をやりたい… とずっと思っていた。だが実際には、線維筋痛症の痛みで思うように動かない体がデンと存在している。
それが心の重荷になっている。
しかしなのか、だからなのか、
「今、始めよう。土に触れていれば良くなるのではないか」と思ったのだ。
鍼灸の先生によると東洋医学では、土に触れることにより邪気を払い、土からエネルギーをもらうことがあるという。
「土いじりで線維筋痛症が治っちゃったりして…」なんていう気持ちで始めてみよう。
9月の終わりにそう思いたった直後、親戚の指導と助けがあり、少し種まきをすることができた。
晩秋からちょこちょこっと収穫している。
畑で採れたての野菜には活力があり、おいしい! と再認識している。
ということで、畑、どうせなら「自然農法を」と思い、情報収集と学びのさなか。
そんな近ごろである。
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