採れたての春菊をもらった。
ふわふわと柔らかいので、サラダで食べることにした。
春菊をちぎって、白髪ねぎとカラッと炒った油揚げと一緒に和える。
ドレッシングは、
・太白ごま油
・醤油
・たたいた梅干し
・隠し味に XO醬
をボールでよく混ぜ合わせる。
ばくばく食べる。んまい。
今日は寒い。気温は夜中から上がることなく、みるみる下がっている。
ストーブで暖を取る季節は煮物の季節だ。
今日は黒豆を煮た。
昨夜から水に浸けておき(重曹をひとつまみ入れる)、昼過ぎからストーブで加熱する。アクを取りながら、水を足しながら、ほかの用事をする。しだいに部屋じゅうが豆の匂いでむんむんとする。2時間もすると豆は柔らかくなる。
味つけは塩のみだ。
私は昔から豆の煮たのを苦手としていた。それはきっと甘いからだったのだと思う。
塩味ならば、むしろ好んでパクパクといつまでも楽しく食べることができる。食事にもお酒にも合う。
遅ればせながら、夏に活躍した緑のカーテンのネットの撤去作業をした。
力仕事は夫に任せ、私はネットに絡みついたツルに所々ハサミを入れ、ほどくように外していった。地味な作業を黙々とするのは楽しい。
今年の夏は、東に向いた台所の窓にゴーヤー、並ぶ居間の窓にアサガオ、南の仕事部屋の窓にインゲン豆の緑のカーテンを施した。
インゲン豆の緑のカーテンは初めての試みだったけれど、とてもよかった。
芽が出て茎が伸びる時の元気いっぱいな様子、目立たないほど可憐な白い花、葉っぱのカサカサ鳴る音や、豆のさやが風に吹かれてぶらぶら揺れている様子がとてもよかった。
涼しげだし、食べる楽しみもあるし、おすすめです。
ただし、気温が30℃を超えると豆の実りは悪くなるのだそうです。
[写真はだいぶ枯れてきた10月のもの。カエルはよく訪れた。]
処方された薬は、
リリカ(朝 100mg、夕 150mg、寝る前 100mg)
ノイロトロピン(2錠×朝晩2回)
ブロチゾラム0.25mg×1/2(寝る前1回)←実際は1/6にして服用
リリカは先月と変わらず350mg。
薬を減らしたい気持ちは待ちかまえるようにあるのだが、実際は、薬の切れる時間にけっこうな痛みがやってくる。
先生は「痛いうちは減らさず、飲まなければだめですよ」と言う。
私は薬を飲まなくなる日や、せめて薬を減らす日を夢見るのである。
一方で、これまで月に一度の通院だったのが、ここのところ順調とみて、次回の診察の予約は2ヶ月後となった。
「立石さんはもうちょっとよくなりそうですね」と先生は言う。
自分では「まだまだだ」「もっとよくなりたい」と思うのだが、多くの患者さんを診ている先生からすると、私はまだよい方なのだという。
確かに、線維筋痛症外来の待合い室には車椅子の人も松葉杖の人もいる。リリカが効かない場合や副作用が強すぎて飲めない場合もあるのだ。
こんな風の日に外を歩くバカがいるか!
というほど強い北風が吹いている。車で移動する人たちが私を見る。誰一人歩いていないからだ。
痛みで歩けない日もあるので、歩けることがとても嬉しい。
風に吹かれて歩くのは好きなのだ。
今日、木枯らし一号が吹いたそうだ。
そんな風に吹かれると体が一気に痛くなる。
昨日あたりから、体が冷えて硬いのだ。ギシギシとぎこちない感じだ。
体に油を差せるものなら、あちこちに差してみたい。
足の裏や首をオイルマッサージしたり、食事は油炒めにしてみたり。
冷やさないこと、乾燥させない、潤いをあたえること。これから気をつける。そんな季節がやってきた。
鍼灸の先生の提案で、1ヶ月前から睡眠導入剤を4分の1に割って服用している。
順調に睡眠がとれているので、「次は6分の1に割ってみましょう」と提案された。
寝付きが少し悪いような気がしたが、意外とすぐに眠りに落ちている。目覚めもとてもよい。朝から気持ちがキラキラしている。
鍼灸とオステオパシーの治療は睡眠導入剤なしで眠れることを目指しているのである。先生も喜んでいる。
ちょいと一品。
パプリカを丸のまま、網で焼く。
表面が黒焦げになったら、水に放ち、黒くなった皮をむく。
まずタテに半分に切り、タネを取り除き、7mm巾程度にタテに切り揃える。
ボールにねりごまと醤油を混ぜ合わせる。
そこへパプリカを入れ、和える。
この日は庭に生えているフェンネルを一緒に和えた。
今年はフェンネルが背丈150cmを超えるほど巨大に育っている。なんだか不気味である。
ポット型浄水器からやかんに水を移し、火にかける。湯が沸いたら、やかんから保温ポットに湯を移す。
昼は白湯やお茶を、夜はお湯割りを飲むので、一日の間に何度も繰り返す。
これっぽっちのことがこの2年出来ずにいたけれど、気がついたら最近出来ている。
痛みはなくなりはしない。今日のように雨でぐずついた日はジャリジャリと痺れるように痛い。まだ薬も服用している。それでも、出来ることは少しづつ増えている。
2011年6月に線維筋痛症(せんいきんつうしょう)という病気だとわかってから、
「いったいどんな病気なのか?」
「どうすれば治るのか?」
ということをインターネットで何度も調べた。
そこから得た情報は参考になった。ずいぶんと助けられた。
ブログで病状や治療の過程を現在進行形で記している方々もいて、恐れ入った。
私にはそれが出来なかったのだ。
痛くてキーボードを打てなかった。頭の中身ももうろうとしていた。文章を書くことなど無理だった。
今、少しだけ症状がよくなり、文章を打てるようになってきた。
これまでのことを記しておこうと思う。
いつか、誰か、同じような症状に悩んでいる人の参考になればと思っている。
■ 2011年1月から2012年10月分まで、まとめてupします。